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家庭菜園におすすめの夏野菜! プランター栽培のコツを知れば初心者も育てやすい

家庭菜園におすすめの夏野菜! プランター栽培のコツを知れば初心者も育てやすい

キュウリやトマト、オクラなど、夏野菜には家庭菜園で簡単に育てられて、たくさん収穫を楽しめるものが豊富です。この記事では家庭菜園におすすめの夏野菜を紹介するとともに、初心者でも失敗しない家庭菜園のポイント、害虫対策についても紹介。併せてスーパーの市販品と家庭菜園で育てた野菜の違いについても解説します。

家庭菜園で夏野菜を育てる際の4つのポイント

初心者が失敗しないために知っておきたい家庭菜園の基礎知識について見ていきます。まずは必要なものを揃えて、野菜が良く育つ環境を整えましょう。

1.プランターで苗から育てる

丁寧にプランターに苗を植える人
初心者には、プランターで育てる方法をおすすめします。種よりも苗から始めるほうが育てやすいので、ぜひ挑戦してみてください。
<プランター選びのポイント>
花用ではなく、家庭菜園用を選びましょう。根腐れ防止のため、底が二重になっているものが良いです。園芸専門店なら、耐久性があるプランターが多く揃っていますよ。
<夏野菜の苗選びのポイント>
・若い苗で、葉の色が濃い
・背が高いものよりも、太くて短いもの
・根本がきっちりと安定している
・葉が多く密集している

これらのポイントをチェックして、より良い状態の苗を選びましょう。

2.夏野菜が好む環境を整える

整った環境に置かれたプランター
野菜は日光を浴びて成長します。日光が長い時間当たり、なおかつで日陰になりづらい場所にプランターを置きましょう。ただし、西日が強く当たりすぎる場所は、植物や土壌の水分が急激に失われてしまうので避けてください。
自然に風が当たるよう、周りに風を遮るものがない場所を選んでください。風が強く当たりすぎるとプランターがひっくり返ったり、順調に野菜が育たなくなったりしてしまうおそれがあるので注意が必要です。
水やりのじょうろは、噴射口が大きいと水が勢い良く流れてしまい、葉や根を痛めたりせっかく植えた種が流されたりすることがあります。水が優しく出る細口タイプなどを選んでください。

3.家庭菜園専用の土を使用する

家庭菜園専用の土
家庭菜園の土は培養土に石灰・化学肥料などを混ぜて作ります。庭の土やその辺の土を使うと、小石やゴミが混ざっていたり、水はけが悪かったりするため家庭菜園には向いていません。ホームセンターや園芸専門店で購入できる専用の培養土なら、栄養も含まれていて水はけも良く失敗しにくいのでおすすめです。あらかじめ土に肥料が配合されたタイプなら、プランターに敷き詰めるだけで良いので初心者でも始めやすいでしょう。プランターや鉢の底には鉢底石を入れ、水はけを良くしてください。

4.防虫対策をきちんとする

防虫対策された野菜
野菜に虫がつくと、せっかく育てた野菜が食べられてしまいます。対策として防虫ネットを張ったり、虫除けのスプレーを撒いたりする方法があります。害虫に効果的なのは薬剤です。害虫の嫌いな成分が香るので、野菜に虫が近づきにくくなります。使用する際は、きちんと用法・用量を守ることが大切。薬剤に抵抗のある人は、オーガニックスプレーなどを検討するのも良いでしょう。

家庭菜園初心者におすすめの夏野菜4選

この項では、家庭菜園におすすめの初心者でも育てやすい夏野菜を4種紹介します。どの野菜もプランターで育てられて成長も早く、たくさん収穫できます。

①家庭菜園におすすめの夏野菜「オクラ」

家庭菜園で収穫できるオクラ
初心者は苗から育てるのがおすすめですが、オクラは種からでも育てやすい家庭菜園向きの夏野菜の1つです。横に広がらず縦に成長するため、狭いスペースでも育てやすいメリットがあります。カルシウム、葉酸、カリウム、食物繊維などを含み栄養価も高いのが特徴です。
<オクラの育て方>
・鉢底石、土を入れたプランターに直径約5cm、深さ約1cmの穴を等間隔でつくる
・その穴に種を4〜5粒ほど蒔く
・土を上から1cmほど被せ、手で軽く押さえる
・最後に優しく水をやる
花が咲いたら4〜5日で収穫できるので、そのタイミングで苗が倒れないよう支柱を立てます。また、花が咲いたら肥料を追加してください。オクラは寒さに弱いので気温が低い時に種を蒔かないよう注意が必要。6月末に種を蒔いても、夏の収穫には十分間に合います。成長スピードが早いので、なるべく早く収穫してください。
オクラの栄養や豆知識は、こちらの記事で紹介しています。

②家庭菜園におすすめの夏野菜「キュウリ」

家庭菜園で実るキュウリ
キュウリは料理のバリエーションも多く、家庭菜園でも人気の夏野菜です。カリウム、ビタミンC・K、食物繊維などを含んでいます。キュウリは苗から育てるのがおすすめで、花が咲いていて蕾がついている苗を選んでください。また、キュウリは病気になるリスクが比較的高いので、病気に強い耐性を持つ苗を選ぶことも大切です。植え付けは6月がおすすめで、8月末まで収穫が楽しめます。
<キュウリの育て方>
・葉がたくさん生えてきたら、風通しを良くするため等間隔に手で折り取る
・花が咲いて50日程度で実がなったら収穫する
急に寒くなってしまった場合はプランターを移動したり、ガーゼをかけたりして防寒対策をしてください。また、栄養や水分が不足すると曲がりやすくなるため、キュウリの様子をみながら追肥・水分補給を行うと良いでしょう。
キュウリの栄養や豆知識は、こちらの記事で紹介しています。

➂家庭菜園におすすめの夏野菜「ミニトマト」

家庭菜園で実るミニトマト
ミニトマトは、家庭菜園でも人気の野菜です。含まれる栄養素は、リコピン、ビタミンC、βカロテンなど。ミニトマトの苗は人の背丈を越えるほど大きく育つので、深さ30cm以上のプランターを使用してください。
<ミニトマトの育て方>
・カップから苗を取り出したら、土と根を崩さないように植え付け、3本の支柱で支える
・はじめは日当たりの良い場所で育て、実がつき始めたら雨がよけられる場所へ移す
水やりは最初に咲いた花(一番花)が実をつけるまでは、控えめにするのがポイントです。また、真夏の日中に水やりをするとお湯のように高温になり、実が弱ってしまいます。気温の低い朝夕に水をやってください。ミニトマトの最初の実がふくらみ始めたら、大さじ3杯の化成肥料を表土に蒔き、その後は2〜3週間に1回追肥しましょう。4月下旬に苗を植えると、7月頃から約3ヵ月間収穫できるのでおすすめです。

④家庭菜園におすすめの夏野菜「シソ(大葉)」

家庭菜園で育ったシソ
初心者にまずおすすめしたいほど、家庭菜園に向いているのがシソです。含まれる栄養素はβカロテン、カルシウム、カリウム、ミネラルなどで、シソも種から育てられます。
<シソの育て方>
・培養土にパラパラと種を蒔き、軽く土を被せる
・日頃から土が乾燥しないよう、水をやる
・始めはたっぷりと太陽の光に当てて育てること
・大きな葉をつける約1ヵ月〜2ヵ月が収穫のタイミング
収穫する時は、葉を手で千切るだけで良いので簡単です。シソは日光に当たれば当たるほどぐんぐんと育ち、成長しすぎると葉が硬くなってしまうので、半日向の場所を選んでください。間引いた葉も料理に使えるので、成長を楽しみながら長く味わえます。
こちらの記事では6月が旬の野菜の他に、魚や果物も紹介しています。家庭菜園を楽しみながら、旬の素材も料理に取り入れてはいかがでしょうか。

【比較】スーパー等の市販品と家庭菜園の夏野菜

かごに盛られた家庭菜園で収穫した野菜
家庭菜園で育てた夏野菜と、スーパーで購入できる市販品にはいくつかの違いがあります。ここでは両者の違いを解説します。

収穫のタイミング

スーパーの市販品と家庭菜園の野菜の大きな違いとして挙げられるのは、収穫時期が異なること。スーパーに並ぶ野菜は、消費者に届く日数を計算して早めに収穫されています。家庭菜園では完熟状態になるまで待ってから収穫できるので、味の濃さなどに違いを感じられることがあります。

食卓に並ぶ時の鮮度

家庭菜園で収穫した野菜は、新鮮で栄養価が高いうちに食卓に並べられます。例えば葉物野菜のビタミンAやビタミンC、葉酸などは、収穫してから時間が経過するほどに失われてしまう栄養素です。さらに野菜は収穫後も常に呼吸をしており、その際に栄養分や糖分を分解して水分が蒸発していきます。家庭菜園の野菜ではこれらを気にせず、採れたてのおいしさと栄養分をまるごと摂取できるのです。

かかるコスト

自分で育てるよりスーパーで買った方が手間はかからず、出費が抑えられるのではという意見も聞かれます。ですが今回紹介したミニトマトやシソは毎日のように収穫でき、コストパフォーマンスも優秀です。野菜の種類によっては翌年も収穫できるため、必ずしも「スーパーで購入する方が安い」とは言えません。近頃は100円ショップでも家庭菜園グッズが揃うので、工夫次第で費用を抑えながら楽しめます。

家庭菜園で育てた夏野菜で食卓を彩ろう!

家庭菜園を楽しむ女性
夏に収穫できる野菜は家庭菜園初心者でも育てやすい種類が多く、毎日のように収穫を楽しめます。採れたての野菜を使った料理で、食卓を彩りましょう。家庭菜園に慣れてきたら、珍しい野菜にチャレンジしてみるのもおすすめですよ。ぜひ夏野菜づくりを楽しんでくださいね。
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