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パプリカ|ピーマンとの違いは色?食卓を華やかに&子どもが喜ぶ魅力的な野菜

パプリカ|ピーマンとの違いは色?食卓を華やかに&子どもが喜ぶ魅力的な野菜

パプリカとピーマンの形はよく似ているので、どちらも同じように見えますが、実は別の品種です。パプリカは、ピーマンよりも甘みが強く、サイズも大きいという特徴があります。この記事では、パプリカとピーマンの栄養価の違いや新鮮なパプリカの選び方、パプリカの保存・活用方法について紹介します。

パプリカとピーマンの違いを比較!

並んでいる赤いパプリカと緑のパプリカ
「ちょっと大きめのピーマン」のように見えるパプリカですが、ピーマンとは品種が異なる野菜です。他にも栄養価や色、サイズにも違いがあります。

1. 品種が違う:パプリカは甘いので子どもも食べやすい

パプリカとピーマンは、ナス科トウガラシ属に属している植物です。ピーマンは緑のピーマンと、それ以外の色のカラーピーマンに分類され、パプリカはカラーピーマンの一種。「緑のピーマンが次第に色を変えてパプリカになる」という説は誤解です。
ピーマンの品種は「中果種」と言われる、緑色が特徴です。ピーマンが緑色をしているのは、未熟な状態で収穫されているためで、追熟すると赤色の色素が増えてピーマンの色は赤くなります。「赤ピーマン」の名で売られていることがありますが、パプリカではありません。
パプリカの品種は「大果種」で、ベル型ピーマンとも呼ばれます。ピーマンより甘みが強く、肉厚なのが特徴です。青臭さが少ないため、サラダなど生で食べる料理にも使われます。

2. 栄養価が違う:ビタミンや食物繊維がピーマンの数倍!

パプリカとピーマンはどちらも栄養満点な野菜です。免疫機能の低下を防ぐと言われているβカロテンや腸内環境を整える食物繊維などが含まれています。パプリカは色によって栄養価が異なりますが、ここでは赤パプリカを例にピーマンとの栄養価の違いを見ていきましょう。
赤パプリカとピーマンの栄養比較(100gあたり)

ビタミンC βカロテン 食物繊維
ピーマン 約76mg 約400μg 0.9g
赤パプリカ 約170mg
(ピーマンの約3倍)
約1650μg
(ピーマンの約4倍)
約1.6g
(ピーマンの約2倍)
見た目は似ているピーマンとパプリカですが、栄養価にはこれだけの違いがあります。他の色のパプリカの栄養については、後ほど詳しく解説します。

3. 見た目が違う:パプリカの大きさはピーマンの約3倍

パプリカとピーマンは色や大きさにも違いがあります。パプリカの色は成長に従って緑→黄色→オレンジ→赤と変わっていきます。ピーマンは未熟な状態の緑から、完熟すると赤色になります。大きさを比較すると、一般的に流通している緑のピーマン1個の重さは35~50gほど。これに対してパプリカは1個150gほどで、ピーマンの約3倍の大きさです。

新鮮なパプリカ|2通りの選び方

パプリカを選ぶ人
パプリカはサラダなどにもよく使われ、生でもおいしく食べられる野菜。新鮮なパプリカを選んで、パリッとした歯触りを楽しみましょう。ここでは新鮮なパプリカの選び方と、パプリカの色を意識した選び方を紹介します。

1. 色鮮やかでツヤの良いパプリカを選ぶ

パプリカの鮮度をチェックする際は、色とツヤに注目しましょう。
パプリカのココをチェック!
・色が鮮やかである
・ツヤがある
・身が張っている
・ヘタの切り口が緑色である
鮮度の良いパプリカは色鮮やかで、ツヤがあります。鮮度が落ちるにしたがって、皮にシワが寄り、色もくすんできてしまいます。ヘタの切り口が緑色なのも新鮮な証拠です。ヘタが変色していたり、萎びていたりすると収穫されてから時間が経っている可能性が高いと言えます。

2. パプリカの色で選ぶ

並んでいる黄・赤・オレンジのパプリカ
パプリカで比較的多く流通しているのは黄色、オレンジ、赤の3色です。まれに緑のパプリカが売られていることがありますが、それはまだ熟していない状態。パプリカの色は育っていくうちに緑から黄色、オレンジ、赤と変化していきます。パプリカの色による栄養や味の違いは次の通りです。
<黄パプリカ>
・ビタミンCとルテインが含まれていて、美肌効果があると言われている
・他のパプリカよりも苦みがあるのが特徴
<オレンジパプリカ>
・赤パプリカと黄パプリカの中間の栄養素を持っているためバランスが良い
・βカロテンを他パプリカよりも多く含んでいる
・味は赤パプリカ、黄パプリカよりも甘いのが特徴
<赤パプリカ>
・ほとんど辛みがない
・味は甘みと酸味のバランスがとても良い
赤パプリカの色を作っているのは、カプサイシンです。パプリカは熟すにつれてカプサイシンが増えるので、どんどん赤みのある色に変化していくというわけです。カプサイシンと言えば唐辛子のイメージがありますが、赤パプリカに辛みはほぼありません。
パプリカを選ぶ時は、摂りたい栄養や好みに合う味、料理に合う色で選ぶと良いでしょう。

パプリカの保存方法と保存期間

冷蔵庫に入れようとしているパプリカ
パプリカは低温や湿気に弱い野菜。味が落ちてしまわないよう、保存方法に注意しましょう。ここでは、パプリカの保存方法や保存期限を紹介します。

1. 冷蔵

メーカーにもよりますが、冷蔵室の温度は5度、野菜室は10度ほどです。パプリカにとって冷蔵室の温度は適温よりも低すぎるので、野菜室で保存しましょう。
<丸ごとのパプリカを冷蔵保存する方法>
1.キッチンペーパーでパプリカを1つずつ包む
2.ポリ袋に入れ、密封せず袋の口をゆるく閉じて野菜室で保存
<カットしたパプリカを冷蔵保存する方法>
1.カットしたパプリカを、乾燥しないように濡らして固く絞ったキッチンペーパーで包む
2.ポリ袋にキッチンペーパーごと入れ軽く口を閉じて野菜室で保存する
冷蔵保存の場合、保存できるのは10日間ほど。それ以上時間が経つと、シワシワになったり栄養価が低下したりする場合があります。

2. 冷凍

パプリカは、丸ごとでもカットした状態でも冷凍できます。カットして冷凍しておけば少量ずつ使え、また凍ったまま調理できるので便利です。
<丸ごとのパプリカを冷凍保存する方法>
1.パプリカを洗い水気を拭き取る
2.パプリカをラップで包みジッパー付きの保存袋に入れてできるだけ空気を抜く
3.冷凍庫で保存する
4.使用する際は、5分ほど自然解凍し、好みの大きさに切って調理に使う
<カットしたパプリカを冷凍保存する方法>
1.パプリカのヘタ、ワタ、タネを取った状態にしておく
2.パプリカを使い易い大きさにカットしてジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で保存する
3.料理に使用する際は冷凍したまま使う
丸ごとでも、カットしたものでも、冷凍庫で1ヵ月程度が保存期間の目安です。パプリカは断面が少ないほど劣化を防げるので、美味しく長持ちさせたいなら丸ごと冷凍するのがおすすめです。

便利なパプリカの活用方法2選

器に守られたパプリカのグラタン
パプリカの鮮やかな色は、食卓をパッと華やかにしてくれる存在感です。また、ピーマンよりも甘みがあるため、子どもも食べやすい野菜です。ここでは、パプリカの調理方法や使い方を紹介します。

1. お弁当の彩りに使う

ハートのパプリカが飾ってあるお弁当
カラフルなパプリカを使うと、お弁当がぐっと華やかに。和の食材とも相性が良いので、おひたしやきんぴらなどにもおすすめです。刻んで卵焼きに入れたり、肉詰めにしたり、炒め物にしたり、いつもの定番メニューを色鮮やかに彩ってみましょう。パプリカをハートなどの抜き型でくり抜いて、お弁当に入れると子どもも喜ぶのではないでしょうか。

2. ピクルスにする

瓶に入っているパプリカのピクルス
パプリカをピクルスにすると甘みが引き立ちます。冷蔵庫で1週間ほど保存もできるので、作り置きにはぴったりの料理です。ピクルスだけでなく、浅漬けやぬか漬けなどの和の漬物もおすすめです。

ピーマンの代わりにパプリカを料理に使ってみよう!

まな板に乗っているパプリカの肉詰め
ピーマンの匂いや味が苦手という人も少なくありません。品種改良が進んで、昔より苦みは抑えられてきていますが、家族にピーマンが苦手な人がいると、ピーマンが主役のメニューは作りにくいかもしれません。
そこで、肉詰めやチンジャオロースなどを作る際、ピーマンの代わりにパプリカを使ってみてはいかがでしょうか。パプリカはピーマンに比べ甘みが強く、果肉が分厚いため食べ応えも出ます。パプリカは炒め物でもスープでも美味しく調理でき、加熱しても鮮やかな色が保たれるので、見た目もバッチリです。

カラフルで栄養たっぷりのパプリカを美味しく食べよう

カゴに乗っている赤・黄・オレンジのパプリカ
パプリカとピーマンは同じナス科トウガラシ属の野菜ですが、品種が違います。パプリカはピーマンよりも甘みが強く、栄養面でも優れているので、ピーマンが苦手な子どもにも食べやすいでしょう。また、色鮮やかなので、料理に使うと食卓が華やかになるのも嬉しいところです。
パプリカを買いに行く際は、Shufoo!(シュフー)で最寄りのスーパーのチラシをチェックしてください。

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