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そら豆・枝豆|夏においしい豆の種類と選び方

そら豆・枝豆|夏においしい豆の種類と選び方

春から夏にかけては、緑が鮮やかな豆類が旬を迎えおいしい季節。なかでも代表的な「そら豆」や「枝豆」は、サッと塩ゆでするだけで献立の一品にもなり、鮮やかな色で食事に彩りをプラスできます。この記事では夏に旬を迎える豆として、そら豆と枝豆を取り上げ、種類や選び方、保存方法、おすすめの食べ方を紹介します。

夏に食べたい豆の種類

夏によく食べられる豆の中から、そら豆と枝豆について特徴や見分け方を見ていきましょう。

①そら豆

小さな桶に入ったそら豆
そら豆は4月~6月に旬を迎えるマメ科ソラマメ属の植物です。さやが空に向かうように上向きに伸びることから、そら豆と呼ばれるようになりました。山陰地方などでは「夏豆」とも呼ばれています。
スーパーなどで販売されているのは青果用のそら豆で、完熟前の若い実を収穫したものです。完熟して硬くなった黒っぽい色味のそら豆は煮豆や甘納豆に加工されます。
そら豆に似ている豆に、一寸豆(いっすんまめ)というものもあります。一寸豆はそら豆の品種の一つで大粒なのが特徴です。1粒の大きさが一寸(約3.3cm)ほどあるため、「一寸豆」と言われています。

②枝豆

器に入った枝豆
枝豆は6月~8月に旬を迎えるマメ科ダイズ属の植物です。枝豆とは完熟する前に収穫した大豆のことで、正式名称ではありません。枝つきのまま扱われることが多かったことから、枝豆と呼ばれるようになりました。
国内では、青豆(白毛豆)、茶豆、黒豆といった3種類の枝豆が栽培されています。山形県庄内地方の「だだちゃ豆」や兵庫県丹波篠山市などの「丹波豆(黒豆枝豆)」といったブランド枝豆もあります。
その他の豆の種類については以下の記事で紹介しています。

そら豆と枝豆、栄養素の違いは?

続いては、そら豆と枝豆の栄養素を説明します。それぞれの豆にはタンパク質、カルシウムやビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富です。

そら豆の栄養素

さやから出されたそら豆
そら豆の主成分はタンパク質と炭水化物(糖質)で、 糖質の約7割はデンプンです。
皮には食物繊維が多く含まれています。
その他の栄養素
【ビタミン】ビタミンA(βカロテン)、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミンC
【ミネラル】カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛

枝豆の栄養素

スプーンですくった枝豆
枝豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆同様、タンパク質を豊富に含んでいます。枝豆のタンパク質はアミノ酸のメチオニンやオルニチンが豊富です。メチオニンにはアルコールの分解を助け、肝臓に蓄積した脂肪の分解を促すレシチンという物質が含まれています。そのため枝豆をおつまみにするのは理にかなっているのです。
胚芽にはポリフェノールの一種であるイソフラボンを含んでおり、ビタミンB1やカリウム、鉄分、食物繊維も豊富です。

そら豆の選び方・保存方法とおいしい食べ方

そら豆の選び方や保存方法、おいしい茹で方、おすすめの食べ方を紹介します。

そら豆の選び方

パックに入ったそら豆
さやから実を取り出すと、空気に触れてどんどん風味が落ちていくため、さやつきの状態で買うのがベストです。さやの状態は、以下を参考にしてください。
さやの状態はここをチェック!
・鮮やかな濃い緑色
・さやの表面にうぶ毛が生えている
・さやがふっくらしている
・外皮から豆の形がくっきり見え、粒の大きさが揃っている

そら豆の保存方法

そら豆は鮮度が落ちやすいため、購入後はできるだけ早めに食べましょう。すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。
<冷蔵庫で保存する場合>保存期間:約2~3日
さやつきのままキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて保存します。
<冷凍庫で保存する場合>保存期間:1ヵ月程度
さやごと冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍します。さやごと冷凍することで、豆が空気に触れず、風味を保ちやすいです。解凍時はラップなしで500Wの電子レンジで1分12秒加熱後、さやから豆を取り出して料理に使うと良いです。
凍ったままさやごとアルミホイルに乗せ、オーブントースターで10〜15分焼いて食べるのもおすすめ。魚焼きグリルの場合は、皮に焦げ目がつく程度に6~7分ほど焼いてみてください。

そら豆のおいしい茹で方

そら豆を茹でる様子
そら豆は塩茹でで食べるのが一般的です。余熱が入ることを見越して、少しかために茹でるのがポイント。そら豆を茹でるときの分量と手順を紹介します。
<分量>
・そら豆 15粒
・水 60cc
・塩 小さじ1/3
※ そら豆特有のにおいが苦手な人は、料理酒を大さじ1杯入れると抑えらえます。
<手順>
1. 風味が落ちないよう、調理の直前にさやから豆を出す
2. 黒い筋の反対側に、包丁で深さ2mm程度の切り込みを入れる
3. フライパンに水を入れて沸騰したら、そら豆と塩を入れる
4. ふたをして中火で2分加熱したら、完成
さやの先を上にし、くぼみから割るようにすると豆が取り出しやすいです。茹であがったらザルに上げて冷やし、すぐに皮をむくと変色を防げます。

そら豆のおいしい食べ方

そら豆は焼いたり、ポタージュにしたりして食べてもおいしいです。そら豆のおいしい食べ方を紹介します。
<焼きそら豆>
そら豆を焼くと、豆の持つ香りやうま味を楽しめます。さや付きのままグリルに並べ、黒く焦げ付くまでじっくりと焼くだけで簡単に作れます。フワフワしたワタはほんのり甘くておいしいので、ぜひ食べてみてください。
お皿に乗った焼いたそら豆
<ポタージュ>
緑色がとてもきれいなそら豆のポタージュ。ポタージュは茹でたそら豆を使って作ります。
そら豆のポタージュ

枝豆の選び方とおいしい食べ方

お皿に乗ったずんだ餅
ここでは、枝豆の選び方や保存方法、おいしい茹で方、おすすめの食べ方を紹介します。アルコールを分解する栄養素を含む枝豆は、おつまみにぴったりです。

枝豆の選び方

枝豆は、さやが緑色でふっくらとしていて、うぶ毛が立っているものが良いです。実の大きさが均一に詰まっているものを選ぶのもポイントです。また、枝つきのままの方が鮮度を長く保てるのでおすすめです。
枝つき枝豆では、一つの枝にさやがたくさん付いたものを選びましょう。茶色いものは避け、枝についた葉や枝自体が青く新鮮なものを選ぶのもポイントです。

枝豆の保存方法

枝豆は収穫後からどんどん風味が落ちるため、すぐに食べられないときは、冷凍保存がおすすめです。新聞紙で包んで冷蔵保存もできますが、その場合はすぐに食べるようにしてください。
枝つきの場合は、ハサミなどで枝とさやを切り離して冷凍します。風味を保つためには茹でずに生のまま冷凍保存するのが良いです。冷凍する前に塩もみすると枝豆のアクや汚れがとれ、えぐみが薄れてよりおいしくなりますよ。冷凍保存の手順を紹介します。
<冷凍保存の手順>保存期間:約1ヵ月
1. 枝豆に塩をふる(枝豆300gに塩大さじ1弱が目安)
2. 軽くもみ、5分ほどおいて水洗いをする
3. キッチンペーパーで拭き、水気をきってから冷凍用保存袋に入れて冷凍する

枝豆のおいしい茹で方

塩加減、茹で加減がバッチリ決まるとよりおいしく食べられます。塩ゆでしたものはビールのおつまみに最適です。枝豆のおいしい茹で方を紹介します。
<分量>
・枝豆 さやつき250g
・塩 40g(水の分量に対して4%)
・水 1L
<手順>
1. さやの両端をはさみで切り落とす。これにより、塩味が豆に入りやすくなる
2. 枝豆をさっと洗って水気を切り、ボウルに入れて塩の半量をふりかける
3. 力を入れて塩もみをする。そのまま茹でるので塩は洗い流さなくて良い
4. 鍋に水を入れて沸騰させ、残りの塩を加える
5. 枝豆を入れて再沸騰したら火を弱め、4~5分茹でる
6. 全体に均一に熱が入るよう、茹でている間、何度か箸で混ぜる

枝豆のおいしい食べ方

枝豆は塩ゆでだけでなく、焼いたり、ずんだあんにしたりして食べるのもおすすめです。枝豆のおいしい食べ方を紹介します。
<焼き枝豆>
枝豆を生のまま塩水につけ、魚焼きグリルで焼くだけの焼き枝豆は、ほっくりと仕上がり手軽でおいしく食べられます。
<ずんだあん>
ずんだあんは茹でた枝豆をすりつぶし、砂糖と塩で味を調えるだけで、簡単に作れます。枝豆150gに対して砂糖大さじ3、塩2つまみ程度を目安に好みで加減しましょう。お餅だけでなく、バタートーストに合わせたり、白玉やバニラアイスにあんこと加えたりして食べるのもおいしいですよ。

夏に旬を迎える豆をおいしく食べよう

緑豆を食べる女性
そら豆・枝豆は、どちらも夏によく食べられる種類の豆。同じ豆類でも、保存方法やおいしい食べ方は少し異なります。それぞれの特徴を活かして、旬の美味しさを堪能してみてくださいね。
こちらの記事では、7月に旬を迎える夏の食材を紹介しています。
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