Shufoo公式アプリなら豪華賞品が毎月当たる
カツオ|年に2回ある旬の時期とおすすめの選び方。栄養を損なわない食べ方も

カツオ|年に2回ある旬の時期とおすすめの選び方。栄養を損なわない食べ方も

刺身やたたきなど、スーパーなどで見かける機会が多いカツオ。旬が1年で2回あり、それぞれ「初ガツオ」と「戻りガツオ」と呼ばれます。この記事では、カツオの旬や栄養素、新鮮なものの選び方やおすすめの食べ方など、カツオについて詳しく紹介していきます。選び方を知って、さっそく美味しいカツオを購入してみてくださいね。

カツオの旬は1年に2回!それぞれの特徴について

 (5564)
カツオは暖かい海を好む回遊魚で、日本では太平洋側で良く獲れます。旬の時期は春と秋で、それぞれ初ガツオと戻りガツオと呼ばれます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

春が旬の「初ガツオ」

春が旬の初ガツオは、次のような特徴を持っています。
・時期:4~5月
・カロリー:100g(刺身約6切れ)あたり約114kcal
なお、カツオが有名な高知県では、3〜5月にかけて初ガツオが水揚げされ、5月頃になると関東でも水揚げされるようになります。
餌を求めて北上する初ガツオは脂身が少なく、赤身が多くてさっぱりしているのが特徴。たっぷりの薬味と一緒に食べるたたきが良く合います。なお、初ガツオのカロリーは100g(刺身約6切れ)あたり約108kcalです。

秋が旬の「戻りガツオ」

戻りガツオは11月頃に九州南部・鹿児島の海までたどり着き、漁が終了を迎えます。
・時期:8~9月
・カロリー:100g(刺身約6切れ)あたり約165kcal
戻りガツオは餌をたくさん食べるため初ガツオよりも脂がのっており、濃厚な味わいを楽しめるのが特徴です。トロのように脂がのっているため、「トロカツオ」と呼ばれることもあるほどです。
刺身で食べられることが多いですが、脂がのっていて火を通してもパサつきにくいため、焼き物などの加熱料理にも向きます。

カツオに含まれる注目の栄養素

並ぶカツオ
カツオは春と秋に旬があるため、1年を通してスーパーで目にする機会が多い魚です。また、カツオには魚の中でも注目すべき栄養素が含まれています。こちらではカツオの栄養素を見ていきましょう。
なお、初ガツオと戻りガツオの栄養価には大差がないとされています。ただし、脂質やビタミンA・Dなどは戻りガツオの方が多く含まれているようです。

赤血球の一部として体中に酸素を届ける【鉄分】

鉄分は赤血球に含まれる、ヘモグロビンの材料となるミネラル成分です。不足すると疲れやだるさなどの症状や、美容面でも悪影響が出やすくなるでしょう。
また、鉄分には血流改善をサポートする効果があると言われています。成人女性であれば、カツオを1人前(100g)食べるだけで1日に必要な鉄分の1/3量を摂ることができます。

筋肉の補修に必要な【バリン】

バリンは食事からのみ摂取できる栄養素で、不足すると体内に栄養が行き渡らなくなるため、栄養不良を引き起こすこともあります。スポーツ飲料やサプリメントにもバリンが含まれていることがあります。

アルコールの分解に役立つ【ナイアシン】

ナイアシンはビタミンB群の一種で、二日酔いの原因にもなる「アセトアルデヒド」を分解する酵素の補酵素として働くため、アルコールをたくさん飲む人はナイアシンを積極的に摂り入れましょう。
ナイアシンは水に溶ける性質を持つため、茹でる・煮る料理にすると水分に溶け出してしまいます。刺身やたたきなど生で食べるか、汁ごと食べられる料理にすると、効率よく摂取できるでしょう。なお、ナイアシンは熱に強いので、加熱しても食品の中に残りやすい栄養素です。

女性の味方【ビタミンB6】

ビタミンB6は、タンパク質の分解を助ける栄養素です。ホルモンバランスを整える働きがあることから、PMS(月経前症候群)症状の改善に役立つと言われています。またビタミンB6が不足すると肌荒れが起きやすいため、カツオを食べて対策をしたいですね。

骨を丈夫にする【ビタミンD】

ビタミンDには、骨を丈夫にするカルシウムやリンの吸収を良くする働きが期待できます。カルシウムは体に吸収されにくいため、ビタミンDが吸収の手助けをしてくれるでしょう。

旬を迎えた美味しいカツオの選び方&保存方法

ザルに乗ったカツオ
鮮度が良く美味しいカツオの選び方を知り、購入時の参考にしましょう。こちらでは、カツオの選び方とカツオの保存方法、消費期限について紹介します。

脂がのったカツオの選び方

スーパーなどで販売されているサク状のカツオは2種類です。

・背身
背中側の身のことを、「背身(セミ)」といいます。全体的に盛り上がった形をしているのが特徴です。

・腹身
腹側の身のことを、「腹身(ハラミ)」といいます。背身に比べて薄く、また背身よりも脂が多くのっているのが特徴です。
脂がのったカツオを食べたいのであれば、「腹身」がおすすめ。ただし、腹身にはスジがあります。気になる場合は加熱調理すると食べやすくなるでしょう。カツオ本来の香りや旨みを楽しみたい場合は「背身」がおすすめです。

新鮮なカツオ切り身の選び方

新鮮なカツオは身の色が鮮やかな赤色ですが、時間が経つと黒っぽく変色していきます。
また、表面が白くなっているカツオは脂がのっている証拠です。つまり、新鮮なカツオの切り身を選ぶ際は、身が鮮やかな赤色で、表面が白っぽいものがベストと言えます。

カツオの保存方法と消費期限

<保存方法>
カツオは冷蔵でも冷凍でも保存できます。どちらの場合も、まずはキッチンペーパーでカツオの水気をしっかり拭き取っておきましょう。冷蔵保存の場合は、密閉袋に入れてチルド室へ。冷凍する場合は、ラップなどで包んでから密閉袋に入れて保存してください。
なお、カツオを冷凍保存すると、解凍時に風味が落ちてしまうことがあります。そのため、冷凍保存する際は漬けにしてから冷凍するのがおすすめです。漬けのタレは、同量のしょうゆとみりん、好みの量のおろししょうがを混ぜて作ります。
味を付けずに冷凍する場合は、解凍後に味を付けてから炒めたり揚げたり、加熱調理をしましょう。
<消費期限>
カツオに限らず、生魚を冷蔵保存した場合の消費期限は以下が目安です。
・1尾丸ごと:当日、長くても翌日
・切り身:3~4日

※どの場合も、購入時に消費期限が記載されていたらそれに従いましょう。

お魚の達人に聞いた上手な選び方と保存方法はこちらもチェック♪

旬の時期に!カツオのおすすめの食べ方3選

カツオは刺身だけでなく、炙ってたたきにしたり、焼いてステーキにしたりと、さまざまな味わい方ができます。こちらでは、旬の時期に味わいたいおすすめの食べ方を紹介します。

1.たたき:定番からアレンジまで幅広く楽しめる

皿に乗ったカツオのたたき
カツオのたたきは、炙ったカツオをスライスし、ニンニクや玉ねぎスライスなどの薬味を添えたもの。柚子酢や醤油を合わせたタレで食べるのが定番です。
カツオのたたきはカルパッチョやマリネ、サラダなど、アレンジのバリエーションが豊かです。火を通しているため、ある程度の保存もできます。ぜひ、色んな味わいを楽しんでみてくださいね。

2.刺身:栄養を効率的に摂取できる

皿に乗ったカツオの刺身
カツオの栄養を効率的に摂取するには、刺身がおすすめです。加熱すると消えてしまう栄養素もありますが、刺身なら効率的にカツオの栄養を摂取できます。表面を炙るたたきも、刺身と同様の栄養を摂取できると言えるでしょう。
カツオは血合いに鉄分などの栄養が多く含まれていますので、鉄分が不足しがちな女性の味方とも言える魚です。生姜やニンニク、ネギなどをたっぷり乗せて、ポン酢でさっぱり食べるととても美味しいですよ。

3.ステーキ:生のカツオが苦手な人でも食べやすい

皿に乗ったカツオステーキ
生のカツオが苦手な人には、カツオのステーキがおすすめです。カツオは加熱しても残る栄養素がたくさんあります。カツオのステーキはニンニクと一緒に焼くことで、カツオの生臭さが緩和されて美味しく食べられます。ステーキソースにバターを加えて、こってり美味しいカツオステーキを食べてみてはいかがでしょうか。
以下の記事では、カツオのレシピをたっぷり紹介しています。

旬のカツオを購入して、美味しく食べよう

食事中の家族
カツオの旬は春と秋の2回。季節によって脂ののり方が違うので、その時期ならではの美味しい食べ方をしたいですね。スーパーでカツオの切り身を見かけた時は、身の色などをチェックして新鮮なものを選びましょう。刺身やたたきといった定番メニューを始め、いろいろな食べ方を楽しんでくださいね。
スーパーの旬な食材やお買い得品を探すなら、全国12万店舗以上のお店のチラシ、お知らせ、クーポンを無料で閲覧できるShufoo!(シュフー)で、最寄りのスーパーのチラシをチェックするのがおすすめです。
シュフーチラシアプリのダウンロードはこちらから。

この記事に関連するワード

Shufoo!プラス編集部
Shufoo! お買い物のお得がたくさん